杉並区善福寺 外科処置|やまざきクリニック

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外科処置について

外科処置について

切り傷ややけどなどの外傷、巻き爪の外科処置などを行っております。
また、「他院で手術を受けたけれども、消毒だけ自宅の近くでやってもらいたい」などのご要望にもお応えいたしますので、遠慮無くご相談ください。
なお、当院に備えの無い高度医療設備が必要な場合は、専門の医療機関をご紹介いたします。

切り傷

切り傷(切創)とは、ガラスや刃物などの鋭い器物によりできた体表の傷です。
切り傷の重症度は、損傷した組織の深さと幅によります。自分が思っているよりも深く切り、神経・腱・骨などまで損傷を受けている場合があります。血管、神経、腱の完全な断裂をきたしたケースでは、緊急に縫い合わせる必要が生じることがあります。
また、土やサビなどが傷口に入ってしまった場合は、破傷風などの感染症の恐れが生じてきます。異物を取り除いた後、必要があれば抗生剤を投与して感染症を予防します。出血が多い場合には、縫合処置も行います。糸で縫わずに、創傷閉鎖用の滅菌テープや医療用ホチキスを使って患部を固定するケースもあります。

擦り傷などの小さなけがの場合も、お気軽にご受診ください。損傷を受けた箇所を慎重に確認したうえで、適切な処置を行い、傷をきれいに治します。傷の中の病原微生物が増殖しないとされる「受傷後6時間以内」に受診してください。

やけど

やけどは、日常生活において最もよく見られる外傷の一つでしょう。
やかんやポットの湯、コーヒーやお茶、てんぷら油、またカップ麺の湯などによる高温の液体によるやけどが多く、ストーブやアイロンなどへの接触によるものが、これに続きます。
やけどをしたら、水道水などですぐに冷やすことが肝心です。
これにより熱による組織損傷が深くなることを防ぐだけでなく、受傷した部位の炎症を抑え、痛みをやわらげることができます。その場合、無理に衣服を脱がず、水道水などの流水を衣服の上から直接かけます。

やけどの治療

当院では、皮膚にとどまるやけどまででしたら治療いたしますので、ご相談ください。
やけど部分に薬以外のものを塗ると、かぶれや細菌感染を起こすことがありますので、患部に薬などを塗らずに、すぐに受診してください。ティッシュペーパーなどを貼ると、患部に付着して処置が難しくなることがありますので、貼らないようにしてください。
やけどが広い範囲にわたると、やけど部分の炎症によって血管内の水分が移動して減少し、循環障害から血圧低下を来たすケースがあります。こうなると全身管理が必要になり、入院施設のある医療機関への受診が必要です。やけどの部位や深さにより多少異なってきますが、大人では中等度熱傷と呼ばれる2度のやけど(表皮の下の真皮に達するやけど)が体表面積の15%以上を超えたら入院加療の適応になります。

巻き爪

巻き爪とは、足の指にある爪の両端の先端部が、大きく内側に湾曲した状態を言います。負担のかかりやすい親指の爪が巻き爪になることが多いのですが、その他の指の爪もなることがあります。
巻き爪が進行すると、肉の部分に曲がった爪がどんどん食い込んでいき、次第に炎症や痛みを引き起こすようになります(陥入爪)。さらに、曲がった爪に巻き込まれた皮膚が化膿してしまい、歩くことが困難になるケースさえあるのです。
また、巻き爪の痛みから足をかばおうと、いつもとは違った歩き方をしてしまうために、足首や膝、腰にも負担がかかり、捻挫や膝痛、腰痛の原因になるケースもあります。
ですので、巻き爪は見た目が悪くなってしまうだけのことなどと軽く考えたりせず、きちんと治療することが大切です。

巻き爪の手術療法

手術療法は、「巻き爪の変形の原因は爪母(爪の付け根の、爪をつくる部分)にあり、変形した爪が生えてくる爪母をなくしてしまえば、変形した爪は生えてこない」という考え方に基づいて行われる治療法です。
内側に捲くれ込んだ爪と爪床(爪が生えてくるレールのような部分)と爪母の部分をメスで切り取る「鬼塚法」や、巻き込んだ爪のみを切除し、爪床と爪母に約90%のフェノールを染み込ませた綿棒で爪母を焼いてしまうフェノール法(陥入爪手術)などがよく行われます。

フェノール法

鬼塚法は術後の痛みが強いのが欠点で、フェノール法は鬼塚法に比べて痛みが軽くなります。いずれの方法も、ワイヤーなどで巻き爪のクセを治す「矯正療法」と比較すれば、短期間で治療が終わるメリットがあります。しかし、爪の幅が狭くなる、術後の痛みが生じるなどのほか、しばらく入浴を控える必要があるなど日常生活に一定の制限がかかってきます。また、時には再発したり、爪の変形が見られたりするケースがあります。

保険外診療では、超弾性ワイヤー(マチワイヤ)や形状記憶合金プレート(マチプレート)を使用し、湾曲した爪を徐々に広げ、矯正していく方法があります。

皮膚・皮下腫瘍

母斑、血管腫、脂肪腫、粉瘤など皮膚や皮下にできるしこりで大変多くの種類があります。その中でも粉瘤は、日常でもよくある病気の一つです。

粉瘤

多くは背中や項後頸部などにできて、半球状の固まりとして触れ、真ん中にやや黒っぽい開口部が見られることもあります。
正確な発生の原因は、不明ですが、皮膚の上皮成分が皮内や皮下に落ちて袋を形成し、その中に粥状をした垢や脂が貯まってできた固まりです。
あまり大きくならず自然に無くなることもあります。しかし、多くは放っておくと徐々に大きくなり野球のボールほどになることもあります。時には細菌感染を起こして急にその大きさを増し、赤く腫れて痛みを伴い『おでき』と間違われます。皮膚が破けると膿汁と臭い粥状の固まりを排出します。赤く腫れているときに膿を出そうとして無理に圧迫すると、袋が破れて脂肪織内に散らばり膿皮症という状態になる場合があり慢性化することもあります。無理に圧迫し内容物を排出することは避けて早めに医師に相談してください。

切除

感染のない場合は手術的に摘出します。腫瘍の直径の1~2倍の長さで開口部を含めて紡錘形に皮膚切開をして内容物を袋ごと摘出し、皮膚縫合した後の傷をシワに沿わしたり、くさび形に切除したりして出来る瘢痕を目立たなくします。時には顔面の場合など傷をより綺麗にするために、開口部の皮膚と内壁をくり抜いて内容物を排出した後に嚢腫壁を摘出すると、腫瘍の大きさに比べて傷が小さく目立たなくできます。